ブリヂストンは2024年11月11日に2024年度第3四半期決算を発表し、1月から9月までの累計で売上高は前年を上回ったものの、純利益は前年同期比5%減少しました。
また、7~9月期だけの利益は36.2%の減少で、主に原材料費の上昇と需要の変動が影響したとされています。
ただし、同社は2024年通期の業績予測は据え置いており、10~12月期には前年同期比で約29%の増益を見込んでいます。
個人的には10~12月期の増益目標は難しく、しばらくは様子を見た方が良いと考えます。
•原材料費の動向や円安の影響が依然として不確実要素として残るため、コスト削減施策が効果を発揮するかどうかが、今後の株価に影響を与えるでしょう。
・7~9月期の大幅な減益があるため、短期的には株価に一時的な影響を与える可能性がありますが、通期での増益見込みを達成すれば、反発の期待が高まります。
こうした点から、ブリヂストンの株価は当面慎重な見方が必要ですが、通期での回復を信じてホールドする投資家も多いかもしれません。
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