石破ショックよりも心配なイランショック

イスラエルがビズボラの指導者を殺害したり、レバノンへの地上侵攻を続ける報復として、イランがイスラエルにミサイル攻撃。

迎撃システムを掻い潜り何発かは着弾したということで、またその映像が全世界に拡散されていることからイスラエルが大規模な報復に出ることは確実視されています。

元々、イランよりもイスラエルの方が好戦的であった為、今回のイランによるミサイル攻撃は中東情勢の大きな転換点となり得る出来事です。

イスラエルの報復はこれまでと一歩進んだものとなる可能性が高く、株式市場への影響も懸念されます。

しかし、アメリカの株式市場も日本の株式市場も中東情勢を受けた若干の下げはあったものの、まだこの情勢を反映させたものとはいえない状況です。

反対に、石破総理の利上げ先送り発言や、アメリカの好調な雇用統計を受けて円安が進んでおり、日経平均は4万円を回復しそうな勢いとなっています。

個人的には、イスラエルの報復により一気に市場が影響を受ける可能性が高いと考えているため、株価が上昇局面に入ったとみられると言って、安易に株を買うのはリスキーかと考えます。